
第27回
冷やすと毛穴は引きしまる?
夏は代謝も活発になるので角栓が育つペースが上がりますね。毛穴の黒ずみが主張する存在感に、
映画「僕、ここにいます。」でモントリオールを狙える気がする、助監督・らぼ子です!
いきなり結論ですが、冷やすと確かに毛穴は一時的に引きしまります。でも内部に詰まっている角栓がいなくなるわけじゃないので、時間がたてば戻る。むしろ、角栓の脱出経路なので頻繁に引き締めると角栓が内部で渋滞起こすのでやめとこ?
まだ硬化してない、ニュルッとしてるうちに、こまめにプリズンブレイクしてもらいましょう。
大脱出(爪とかで圧迫するの)は達成感ありますけど、ダメージの割に角栓すぐ復活しますから。
「じゃあ、今ある毛穴は見逃せってこと?
夏なんですけど! 写真残したいイベント控えてるんですけど!?」
はい、落ち着いてー
毛穴を引きしめることは、毛穴を目立たせない方法ではないですが、
毛穴ステルス。打つ手はあります!
第21回 「人の皮脂に近いって?」で紹介したとおり、脂は脂となじみやすいのでオイルマッサージでプリズンブレイクのアシストが可能です。
でも肌に必要な油分も連れて行かれる可能性が高いので頻繁にするのはおススメできないわけです。
しかも角栓を引きとめてる原因の1つには肌の乾燥があるんですよ。
毛穴の黒ずみを見かけたら乾燥のサインです。乾燥すると肌は硬くなりますよね。
出口が硬くて狭いと出ていけないわけです。その場にとどまって表面が酸化されて黒ずみになってしまうので、
毛穴の出口を固めてしまわないように、柔らかくしてスムーズなプリズンブレイクを促しましょう。
そして柔らかくと言えば!
保湿
保湿保湿と毎回ワンパターン…って鼻で笑いましたね? 今あなたの後ろにいます。嘘です。
他に画期的なスキンケア提案ないのー? って気持ちもわかります。
でもですね保湿をしっかりする事で、脱乾燥肌も毛穴対策もアンチエイジングも肌理の整った美肌も叶うんで・す・よ?! この汎用性の高さをスルーするわけにいかないじゃないですか。
ここまで言っても聞き分けのない子は毛穴にブラックタピオカを埋められる覚悟をしてください。
ノーモア・洗いすぎ&モア・保湿+UV対策で令和初の夏を楽しみましょう!
次回は「セラミド兄貴」をお伝えしますね!